当院の特徴

FEATURE

なかの歯科の治療方針

  • 自分の歯を
    できるだけ残す

  • 原因究明からはじめる
    歯科治療

  • 正しい噛み合わせを
    追求

虫歯になっても、歯医者で治療を受ければ見た目の美しさや噛み合わせは天然歯に近づけられますが、やはり元々の天然歯にはかないません。ですからなかの歯科では、重度の虫歯や歯周病でもすぐに抜歯やインプラントにすることは考えません。まずはそうなった原因の究明・解決に尽力し、その方に合った適切な予防に取り組み、歯を残すことを考えます。
ただし、歯を残せても噛み合わせが悪ければ、体の健康を損なってしまいます。そのため、虫歯治療などをした際は、きちんとフィットして正しい噛み合わせを得られる精密な修復物の作製に尽力しています。
このように、多角的な視点からの適切な診断・精密な治療のご提供に努めています。

なかの歯科の5つの特徴

虫歯治療から矯正治療まで一つの歯科医院で治療が完結

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虫歯治療から矯正治療まで
一つの歯科医院で治療が完結

なかの歯科では、開業から25年以上インプラント埋入治療に取り組み、多様な症例の治療にあたってきました。現在、院長が中心となり、全スタッフでインプラント埋入治療を担当しています。長年にわたる臨床経験から得た知識と技術をいかし、新しいインプラントデバイスの導入やさまざまな治療方法のメリット・デメリットの把握をしたうえで、より安全でより確実な治療をご提供しています。
その一端として歯科用CT(3次元立体画像撮影装置)を導入したことで、従来のレントゲン撮影では把握しきれなかった顎の形状を立体的に評価できるようになりました。事前に精密な診断ができるようになったため、治療の安全性と確実性が向上しています。

このような現状から、当院では抜歯後すぐのインプラント埋入や、インプラント埋入後すぐの仮歯の装着など、さまざまな治療に対応できます。
難症例としては、骨が少ない方にインプラントを埋め込む骨造成のほか、重度の歯周病により抜歯したとき、周囲の歯槽骨(歯を支える骨)がダメージを受けている場合の治療も可能です。

インプラントを埋め込むにあたっては、残存歯についても考慮しています。
インプラント埋入治療は、失った歯の機能の回復だけでなく、じつは残存歯の保護にもたいへん有効です。歯の欠損は避けられないこともありますが、当院では歯を失わないための治療のご提案を最優先と考えています。
また、埋め込んだインプラントを残存歯とともに長期間機能させる治療も心がけています。多くの症例で入れ歯ではなくインプラントを選び、長く使い続けられるよう導いています。

お口の状態は人によって異なりますが、当院では患者さまの安全と安心を最優先に考え、一人ひとりに適切かつ良質な治療をご提供することを常に心がけて、日々診療に取り組んでいます。
また、一般的に歯の本数が減ると治療費用がかさんでしまいますので、患者さまの経済的負担を軽減できるよう、費用を抑えるための選択肢も積極的にご提案しています。

当院ではインプラント埋入治療はもちろん、虫歯や歯周病、根管治療、親知らずの抜歯、小児歯科などの一般診療も行なっており、さまざまな治療ニーズに対応しています。専門的な知識と幅広い経験をいかした治療を行なえますので、お口のお悩みの解消は当院におまかせください。

患者さまの不安に寄り添い無痛麻酔を目指す

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患者さまの不安に寄り添い
無痛麻酔を目指す

歯医者の麻酔といえば、注射するときの痛みがあるため、どなたでも苦手なものです。
当院では「無痛麻酔」を目指してさまざまな工夫をしています。
多くの患者さまは、歯科治療に「どんな検査、どんな治療をするのか?」「痛くないのか?」と不安を感じながら受診されていることと思います。そんな患者さまのお気持ちを考慮し、麻酔や治療を行なっています。痛みをともなう診査・治療は、麻酔をして十分に効いてから行ないますので、どうぞご安心ください。
麻酔をしたあと、患者さまから「最近の麻酔はあまり痛くないんですね」と言われることがありますが、それは、できるだけ痛みを感じないように丁寧に時間をかけて麻酔をさせていただいているからです。
このように、「麻酔の針で刺される痛みを感じなかった」と言っていただける麻酔の実施を目指しています。

針の刺入速度・麻酔薬の注入速度

針の刺入速度・麻酔薬の注入速度

麻酔注射が痛い理由に、針が太いことと、麻酔液の注入速度にムラがあることがあげられます。痛みをやわらげるためには、できる限り細い針を使ってゆっくりと指し、麻酔液を一定の速度で注入する必要があります。
当院では、注射時の痛みをやわらげるため、電動麻酔注射器を使っています。細い針による一定速度の注入により、麻麻酔時の痛みを軽減できます。

超極細の針を使用

超極細の針を使用

麻酔時の極細針の使用は必須です。
13年ほど前に31G(※1)(約0.28mm)が発売され8年ほど前に33G(約0.26mm)が、2020年には35G(0.23mm)が発売されました。0.5mmのシャープペンの芯と比べると、いかに針の先端が細いかおわかりいただけるのではないでしょうか。
当院では無痛麻酔を目指しているため必ずこの針を使っています。ガンマ線滅菌(※2)済みのディスポーザブル(使い捨て)製品となっています。

※1 ゲージ(針の太さの単位)。
※2 電磁波・放射線の一種であるガンマ線を照射して滅菌する方法。

マイクロスコープを用いたより精度の高い治療

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マイクロスコープを用いた
より精度の高い治療

患部を4~20倍の拡大視野で診られる歯科用顕微鏡です。肉眼ではよく見えない部分を、細部まで大きくはっきりと見られます。
とくに、細く複雑な形状をしている根管(歯の根の中の神経・血管が通っている管)内の治療を行なうときなどは、きちんと目視してより緻密に処置できるので、治療の成功率の向上や良好な予後につながります。
そのほか、虫歯部分だけを削り健康な歯質は削らず残すなど、さまざまな治療の精度を上げられます。

患者さま一人ひとりにあわせた予防修復プログラム

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患者さま一人ひとりにあわせた
予防修復プログラム

将来のトラブルを避ける「予防プログラム」

虫歯や歯周病を予防するため、当院では、一人ひとりのお口の状態に合わせた予防プログラムを作成し、口腔内環境の改善・維持のためのケアや指導を行なっています。歯垢除去を目的としたブラッシング指導をはじめ歯石除去、食生活の改善指導など、歯科衛生士が責任をもって口腔内環境の改善に努め、虫歯や歯周病の予防効果を高めます。

再発を防ぐ「修復プログラム」

一度削った歯は、二度ともとには戻りません。治ったように思えても、詰め物・被せ物で人工的に修復しているだけなので、しっかり噛めるのは一時的なものです。当院では技術力をいかし、修復物と歯とがぴったりとフィットするよう精密な作製・セットを行ない、長期的に適切な噛み合わせを実現して健康を維持いただけるよう努めています。

川崎駅から徒歩7分 土曜診療もある駅前歯科

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川崎駅から徒歩7分、土曜診療もある駅前歯科
歯科医師は常勤のみなのでいつでも安心です

JR「川崎」駅・京急本線「京急川崎」駅から徒歩7分の場所にあります。川崎鶴見臨港バスで来院される方は、当院のほぼ目の前の「新川橋」停留所をご利用いただけますので、たいへん便利です。
不定期ではありますが土曜日も診療していますので、平日は時間が取れないという方にも、安心して受診いただけます。
また、当院は非常勤の歯科医師は在籍していません。院長と副院長が責任をもって患者さまの治療を担当しますので、いつでも安心してご相談いただけます。

当院は厚生労働省が定めた
歯科外来診療環境体制を整えた施設です

当院は厚生労働省が定めた歯科外来診療環境体制を整えた施設です

当院は、歯科診療時の偶発症などへの緊急時の対応や、感染症対策のための機器の設置などの取り組みを行なうなど、患者さまに安心して歯科診療を受けていただける体制をとっています。厚生労働省が定めた「歯科外来診療環境体制施設基準」を満たしているため、「歯科外来診療環境体制(外来環)」が整っています。
来院された患者さまに万が一のトラブルが起きても柔軟に対応するためのAEDや緊急蘇生セット、衛生的に診療するための口腔外バキュームなど、さまざまな医療機器を設置しています。ご高齢の方や持病をおもちの方でも安心して来院いただけます。

歯科外来診療環境(外来環)体制施設基準とは

  • 緊急時の対応や医療事故対策などの、医療安全対策に関する研修を修了した常勤の歯科医師を1名以上配置している。
  • 歯科医師を複数名配置している。または歯科医師および歯科衛生士を各1名以上配置している。
  • 診療時の偶発症などが発生した場合、緊急対応を円滑に行なえるよう、ほかの保険医療機関との連携体制を確立している。
  • 歯の切削、義歯や被せ物の調整をするときに飛散する浮遊物質を吸引できるよう、それぞれの診療台に歯科用吸引装置などを設置している。
  • AED、パルスオキシメーター、酸素(人工呼吸・酸素吸入用)など、患者さまが安心して診療を受けられる機器を導入している。また、AEDの保有を院内掲示で明示している。
  • 緊急時の連携保険医療機関との連携方法や対応方法など、歯科診療の安全管理対策をとっている旨を、わかりやすい場所に掲示している。

当院はかかりつけ歯科医
機能強化型歯科診療所(か強診)です

当院は、厚生労働省が定めた制度により「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)」となっています。そのため、虫歯・歯周病などの重症化を予防するための定期的なメンテナンス、在宅訪問ケアなどに保険を適用できます。
厳しい施設基準をクリアしているため、本来保険適用外だった予防も、保険の適用範囲となりました。

当院は「川崎市歯周疾患検診」実施医療機関です。

か強診とは

安全性に優れた歯科医療のご提供はもちろん、医療や介護の幅広い知識を有し、厚生労働省が定める基準を満たすことで、か強診として診療できます。
これは、すべての患者さまに安全に配慮した安心いただける治療をご提供できるということです。また、虫歯や歯周病の重症化を防ぐための予防・メンテナンス、噛む・飲み込むなど口腔機能の維持をサポートできる歯科医院、ということにもなります。

診療実績 過去1年間に訪問診療や修復物の管理料を算定した実績がある。
外来・訪問の両面で、歯を長持ちさせる取り組みをしている。
研修 偶発症への緊急対応や医療安全対策に関わる研修、高齢者の口腔機能管理や緊急時対応などの厚生労働省研修を修了した、常勤の歯科医師を1名以上配置している。
人員配置 歯科医師を複数名配置している。または歯科医師や歯科衛生士を各1名以上配置している。
保険医療機関との連携体制 不測の事態に円滑に対応できるよう、ほかの保険医療機関との連携体制を敷いている。
訪問診療 訪問診療に対応できる歯科医師の名前や連絡先を、患者さまに事前にご説明、文書でご提供している。
在宅医療の連携体制 在宅医療を担う地域の保険医療機関と連携し、必要に応じて情報提供している。
連携調整担当者との連携 地域の医療・福祉施設の連携調整担当者と連携している。
感染症対策 患者さまごとの診療器具の交換、専用機器による洗浄・滅菌処理を徹底するなど、感染症対策を実施している。
感染症患者への対応 感染症の患者さまに対して、ユニット(診療台)の確保などを含めた診療体制を常時確保している。
飛散物質の処理 歯科用吸引装置などで、飛散物質などを吸引できる環境を確保している。
医療機器の充実 患者さまの安全に配慮し、安心していただけるよう以下の機器を設置している。
①AED(自動体外式除細動器)
②パルスオキシメーター(経皮的酸素飽和度測定器)
③酸素供給装置
④血圧計
⑤救急蘇生セット
⑥歯科用吸引器

採用情報 RECRUIT

一緒に働いていただけるスタッフを募集しています。
スタッフ一同、皆さまからのご応募をお待ちしています。

リスク・副作用

インプラント埋入治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
  • ・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
  • ・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
  • ・手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
  • ・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
  • ・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
  • ・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
  • ・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。

骨造成にともなう一般的なリスク・副作用

  • ・機能性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・外科手術が必要となります。
  • ・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
  • ・治療後、骨がしっかりと作られるまで3~6ヵ月の治癒期間が必要です。
  • ・歯周病の方、心疾患や骨粗鬆症など内科的な疾患のある方は、骨造成治療が適さないことがあります。
  • ・口腔内の衛生状態の悪い方、顎骨が足りない方、免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病発生リスクの高いとされる糖尿病の方、喫煙する方は、すぐに治療できないことがあります。
  • ・日常的に服薬しているお薬などが治療に影響することがあります。
  • ・サイナスリフト・ソケットリフトの処置にあたり、上顎洞膜が破れる可能性があります。その場合、手術後に抗生剤を服用して感染を予防し、膜が自然に治癒するまで待ちます。
  • ・体の状態や細菌感染により、骨補填材と骨とが結合しない場合があります。この場合、原因を取り除き、ご希望があれば再治療を行ないます。
  • ・骨の成長途中であるお子さま(おおよそ18歳未満の方)、妊娠中の方は治療が受けられません。

電動麻酔注射器を用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • ・歯科治療の局所麻酔を行なう際、注射液の入ったカートリッジを装填したあと、歯科用注射針を取り付けて使用する機器となります。
  • ・電動麻酔注射器を使用して行なう治療は保険診療となることもありますが、自費(保険適用外)での診療となることもあり、その場合は保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
  • ・使用することで痛みがやわらぎますが、痛みを完全になくせるわけではありません。

麻酔薬の使用にともなう一般的なリスク・副作用

  • ・歯肉に塗布する表面麻酔や、一般的な歯科治療で歯肉に注入する浸潤麻酔は保険診療となります。インプラントによる治療などの自費診療(保険適用外)で笑気吸入鎮静法、静脈内鎮静法、全身麻酔を行なう場合は自費診療となり、保険診療よりも高額になります。保険診療となった場合も、高額になることがあります。これらの麻酔法を保険診療で行なうには治療内容など条件がありますので、詳細は歯科医師にご確認ください。
  • ・表面麻酔薬の使用により、じんましんやむくみなどを発症することがあります。
  • ・浸潤麻酔の使用により、アドレナリンの影響で血圧上昇や動悸などを発症することがあります。高血圧症や心臓疾患のある方は注意が必要なので、事前にお申し出ください。
  • ・笑気吸入鎮静法の実施により、ごくまれに効果が切れたあとの吐き気や嘔吐、末梢神経障害が現れることがあります。
  • ・静脈内鎮静法の実施により、薬剤による影響や全身疾患との関連から重篤な副作用を引き起こすことがあります。持病のある方は注意が必要なので、事前にお申し出ください。
  • ・全身麻酔により、吐き気や嘔吐、肺炎、アナフィラキシーショック、悪性高熱症などを発症することがあります。また、誤嚥性肺炎を起こすことがあるため、治療前日24時以降は絶食いただいています。
  • ・そのほか、麻酔薬の影響ではなく緊張状態や麻酔注射時の疼痛により起こる脳貧血により、悪心、吐き気、手足の震え・痺れが起こることがあります。
  • ・麻酔効果が切れるまで口の中の粘膜や唇の感覚が麻痺しているため、唇を噛んだりやけどなどをしないよう、食事は避けてください。
  • ・アルコールにより血流が良くなり、出血・腫れ・痛みが増してしまうことがあるため、飲酒は避けてください。

マイクロスコープの使用にともなう一般的なリスク・副作用

  • ・治療内容によっては保険診療となることもありますが、基本的には自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
  • ・精密な治療を行なうための歯科用顕微鏡であり、焦点の合う範囲が狭いため、立体的な観察機器としては必ずしも適しません。治療内容によっては使用しない場合があります。